2017年09月01日

認知症の人と家族が安心して暮らせるまちづくりをめざして

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 1日、アプラたかいしで「増え続ける認知症とどう向き合っていくか、高石というコンパクトな都市だからこそできる地域支援を皆さんも考えるきっかけになるように」という目的のもと、「認知症フォーラム」が開催されました。
 第1部では、特定非営利活動法人認知症の人とみんなのサポートセンター代表の沖田裕子さんにご講演いただきました。認知症も様々な種類があることや物忘れと認知症の違いなどを説明され、「認知症が原因で年間1万人以上の方が行方不明になっていることを踏まえて、地域での見守り活動が充実してきた」と具体的な事例もご紹介いただきました。

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 パネルディスカッションでは、高石での具体例を挙げながら、沖田さんと高石市見守り支援ネットワーク構成メンバーによる意見交換が行われました。
 その中で、認知症の人やその家族を見守る「認知症サポーター」が現在高石市内で5249人いることを取り上げ、「これからは地域で認知症についてのサポートを行っていくことが重要である」とまとめられました。
 また、第2部では、認知症をテーマにした映画を上映。ドキュメンタリー形式で作られた映画で、認知症と向き合う姿と微笑ましく心温まる内容に、来場された方々は認知症との向き合い方をそれぞれに考えられていた様子でした。
 今回のフォーラムをきっかけに、認知症について自分たちでできることについて考えてみましょう。


posted by TAKAISHI at 17:49| 講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月08日

災害時に必要な物資のことを改めて考えよう!

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 8日、アプラたかいしで「平成29年度防災シンポジウム」が開催されました。昨年に引き続き熊本地震を振り返り、今回は「救援物資集配送の課題」をテーマとして被災地で実際に災害対応を経験された熊本県大津町職員の西岡多津朗さんにご講演いただきました。続いて、本市防災危機管理アドバイザーの幸田雅治さん(コーディネーター)・経済産業省大臣官房政策審議室企画官の浅野大介さん(パネラー)・西岡さん(パネラー)・高石市長(パネラー)によるパネルディスカッションが実施されました。
 講演では、救援物資についての課題に触れ、発災直後から届けられる多くの物資を管理し被災者のもとへ届けることがいかに難しいかをご自身の経験を基に解説。「被災者のニーズに応えるためには、当然、行政からの公助のみでは難しく、災害時に共助できるよう日頃から住民のコミュニケーションをとれる関係が作れているかが大切だ」と被災地が混乱に陥らないために必要なことの説明がありました。

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 パネルディスカッションでは、「必要な物資を避難者にいち早く届ける方法」をテーマに活発に意見交換されました。「自治体や関係機関、地元企業はもちろんだが、災害時は周辺の流通がストップすることを考えると、全国チェーンの企業との連携や支援についての体制作りも重要となるだろう」「近年では、防災に熱心な民間企業の取り組みも盛んとなっている」など、被災地の教訓から見えた支援策の意見があげられました。
 これを受けて、高石市長は「今年11月に実施する避難訓練では、新たに支援の受け入れ訓練を取り入れることも必要かもしれない」と災害への備えとして、避難訓練の実施に向けて意欲を語られました。
 災害時は、自助・公助・共助の全てが必要となります。災害時の備えとして、11月1日に実施される避難訓練に、まずはご参加を!

posted by TAKAISHI at 18:25| 講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月02日

平成28年度防災シンポジウムが開催されました!

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 8月1日、平成28年度防災シンポジウム「熊本地震から学ぶ 市民×自主防災組織×消防団〜もっと助け合える地域へ〜」がアプラたかいしの大ホールで開催されました。
基調講演1では、「熊本地震直後の被災地」をテーマに緊急消防援助隊として被災地を訪れた小枝友藏氏から自身の体験を交えて、災害に対する備えの大切さが語られました。講演の中では、地震発生当時の映像や被害状況の写真などで被害の大きさを改めて確認することができました。しかし、小枝氏は「大きく被害のあった家の近くに比較的新しい家があったが被害はあまり見受けられなかったので家屋の耐震化も大切だと感じた。耐震化ができていると避難する時間の確保にもつながるのでとても重要。」と述べられ、家屋の耐震についての重要性をご説明いただきました。
 基調講演2は「熊本地震被災地における避難所の状況」について、公衆衛生支援チームとしての被災地での経験を基に宮園将哉氏が講演されました。宮園氏は要支援者リストの作成・相談コーナーの設置・常時、薬を服用している方への対応・食中毒予防・エコノミークラス症候群予防・熱中症対策・心のケア等のに従事されたことにより「避難者の方が大きなストレスを抱えていること」と「食事などの栄養管理」課題と感じられたとのこと。避難所運営には、このような様々な課題あり、行政のみでの運営は困難なため避難者の協力が求められます。また、要配慮者の方が活用できる避難所も必要と述べられ、行政と避難者が協力して避難所生活の環境をいかに整えることができるかが大切だとご講演されました。

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 最後に、本市防災アドバイザーの幸田雅治先生と牧紀男先生を招いてのパネルディスカッションが行われ、熊本地震を受けての意見が交わされました。教訓としては1400回以上の地震が続く中、車中泊などの屋外避難者に対して、防災公園などのオープンスペースを多く確保するべきだったことがあげられました。本市では、高砂公園を住宅地に隣接した場所に蓮池公園として移設するなど避難場所確保の対策も検討していると阪口市長から説明がありました。また、本市の全自治会には自主防災組織が設置されており、地域の方どうしが共助の関係で相互に助け合えるように、日頃から顔の見える関係づくりを強化して災害へ備えないといけない。消防団もまた、発災後に備えて日頃からさまざまな活動に向けた訓練を行っているとのこと。発災後の迅速な対応のためにも地域の皆さんの協力と備えが鍵を握っている。もしも今後、平常時を含め災害時の運営を担ってくださる自治会があればモデルケースとして公民館やコミュニティセンターなどの管理を移管する等の検討も行いたいと阪口市長から説明がありました。

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 また、会場の外(アプラたかいし ホワイエ)では、熊本物産展や義援金募金の受付などが行われており、訪れた方からは被災地への支援につながるようにと積極的にご協力くださいました。皆さんからお預かりいたしました募金につきましては、被害が大きかった益城町へ直接届けられる予定となっています。ご協力ありがとうございました。

posted by TAKAISHI at 13:09| 講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする